死別を経験した人へ
死別の悲しみを否定しない

死別の悲しみを無かったことにしようとしたり、なるべく早く元に戻ろうとしたり、は危険のサインです。
悲しみは確実にそこに存在しているし、もう元には戻れないのですから…。
悲しみましょう。
哀しみましょう。
苦しみましょう。
(イヤだけど)それを引き受けましょう。

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死別を経験した人へ
家族の死別に対する心構えができている人はいない

いろいろな死別のパターンがありますが、共通するのは「死別は苦痛だ」ということです。
妻が亡くなった時、私は、自分の半身が無くなった気がしました。
よく「胸に穴が開いたような…」という表現がありますが、本当に空虚な感覚なのです。

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死別を経験した人へ
がんを患った妻からぼくが学んだこと

私はガンと直接闘った訳ではないけど、闘病中の妻を支え、仕事を続けつつも家事育児などの分担が増しました。最後まで「治る」と信じて過ごしましたが、状況は治ることとは反対側へ進んでいく日々に、心も体もすり減りました。本当にギリギリの生活でしたが、その中で私は学ぶことが多くありました。妻が与えてくれた私の学ぶべきレッスンだったのでしょう。

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